1. 幼稚園教諭免許を取得するという目標を明確にし、所定の科目を履修することにより幼稚園教諭としての専門知識や技能に加えて、保育フェスタや文化祭等を通じて表現する力や実行する力、思いやりの保育力を身につけるために、1年次はクラス制、2年次はゼミ制をとり保育学科科内会議等のなかで、学生の動向等について情報・意見交換を行い学科内の有機的な指導体制に努めている。
  2. 教職課程を含むカリキュラムの編成は保育学科科内会議において科目担当者と連携を図りながら行っている。特に総合演習の中では幼稚園・保育園に限らず支援学校や社会福祉施設などにおけるボランティア活動を実施している。これらの活動は、人間的な成長はもとよりコミュニケーション能力や様々な場面における指導スキルや対応力を身につけることができると考える。
  3. 入学時の学生のピアノ能力は差が大きいため、1年次の「子どものためのピアノ表現I・II」では学生のレベルに合わせたグループ別個人レッスンを行っている。授業以外でも空き時間や昼休み、放課後等に個人練習ができるピアノブースを利用できるようにしている。
  4. 全学的な取り組みとしては、FD委員会を中心に前期・後期に1回ずつ「学生による授業改善アンケート」と教員相互の「授業参観」を実施している。アンケート結果と授業参観記録は担当教員に還元して、授業内容・方法の改善、質の向上に努めている。また、年1回FD勉強会を開催して授業の改善等に資するよう取り組みを行っている。